Brasil P et al.
Zika virus infection in pregnant women in Rio de Janeiro.
N Engl J Med 2016;375:2321-34
方法:2015年9月から2016年5月までに、過去5日以内に皮疹が出現して受診した妊婦を対象とし、ジカウイルス感染の有無を尿と血液のPCRで診断し、その後の経過をフォローした。
結果:
◯出産まで経過をフォローできたジカ陽性125例、ジカ陰性61例を検討。◯児の死亡はジカ感染の有無にかかわらず7%程度
◯児の異常はジカ陽性で46%,陰性で12%。
◯ジカ陽性妊婦から出生した児は42%で、大きな異常(臨床所見、CT所見)が見られた。
◯ジカウイルスのFirst trimesterでの感染では55%、Second trimesterでの感染では52% ,Third trimesterでの感染では29%の児に異常が見られた。
雑感:
◯本題ではないが、帝王切開率(ジカ陽性82%、ジカ陰性77%)が高いのはお国柄?
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