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2014年11月
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アミカシン(Amikacin AMK)
トブラマイシン(tobramycin TOB)
臨床におけるキーポイント
緑膿菌を含むグラム陰性桿菌に有効。
耳毒性・腎毒性に注意が必要。
1日1回投与は副作用を減らす。
組織移行は比較的不良。膿瘍に対しては無効。
薬物動態
組織移行は比較的不良。膿瘍に対しては無効。
半減期は腎機能等の個体差が大きく、副作用防止の点からTDMが望ましい。
濃度依存性薬剤。1日1回投与で副作用を減少させつつ効果を維持できる。
抗菌スペクトラム
緑膿菌を含むグラム陰性桿菌。
その他の菌には無効。
アミカシンはゲンタマイシンより耐性が少ない。
トブラマイシンは緑膿菌に対する抗菌力に特に優れており、緑膿菌治療に使われる
腸球菌の治療にペニシリン系薬との併用で相乗効果がある。
臨床応用
グラム陰性桿菌(特に緑膿菌)に対する標的治療!
腸球菌治療でβラクタム薬とのシナジーを期待
用法
(ゲンタマイシン、トブラマイシン)
5.1mg/kg,24時間おき。用量は理想体重に基づく。
CCr 60-79ml/分:4mg/kg CCr 40-59ml/分: 3.5mg/kg CCr 30-39ml/分: 2.5ml/kg CCr 20-29ml/分: 4.0mg/kg 48時間ごと CCr 10-19ml/分: 3.0mg/kg 48時間ごと CCr 10ml/分以下:2.0mg/kg 72時間ごと
トラフレベルが0.5ug/ml以下になるように調節する。
(アミカシン、ストレプトマイシン)
15mg/kg,24時間おき。用量は理想体重に基づく。
CCr 60-79ml/分:12mg/kg CCr 40-59ml/分: 7.5mg/kg
CCr 30-39ml/分: 4.0ml/kg CCr 20-29ml/分: 7.5mg/kg 48時間ごと CCr 10-19ml/分: 4.0mg/kg 48時間ごと
CCr 10ml/分以下:3.0mg/kg 72時間ごと
トラフレベルが1μg/ml以下になるように調節する。
MEMO
基本的に、アズトレオナムとスペクトラムは重なります。
あまり処方されないためか、グラム陰性桿菌の感受性はセフェム系薬と比較すると保たれています。
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